スピリーバには、2つの吸入器タイプがあります:ハンディヘラーとレスピマット。
ハンディヘラーはカプセルを使用し、レスピマットは吸入液を使用します。
[スピリーバ吸入用カプセル18μg(ハンディヘラー)]と[スピリーバ 2.5μgレスピマット]について
⇒吸入器形状や吸入方法が異なるだけで同じ薬です。
⇒同じCOPD(慢性閉塞性肺疾患)治療に使用します。
⇒規格容量がカプセル18μgとレスピマット2.5μgで異なるが
有効性と安全性は1日使用量の比較では同等です。(カプセル1日18μgx1回吸入)と(レスピマット2.5μgx2回吸入)の比較の場合
⇒レスピマット(吸入液)は、ハンディヘラー(カプセル)より少用量の為「感覚的に吸入されているかわかりにくい」との訴えもありますが、使用手順通りに使用すればちゃんと吸入されています。
⇒約60回(1日2回吸入で30日分)使用できます。メモリがわかりにくいようですが回転できなくなったら燃えないゴミとして廃棄して新しいものを使用してください。
⇒COPD(シーオーピーディー)とは、慢性閉塞性肺疾患(まんせいへいそくせいはいしっかん)の略で、肺や気管支が障害を受ける病気です。従来は「慢性気管支炎」や「肺気腫」と呼ばれていましたが、現在はこれらの病気の総称として知られています。
スピリーバ レスピマットの吸入方法
①キャップを開ける
カチッと音がするまで、透明ケースを矢印の方向に180度回転させます。
②息を吐く
③薬を吸い込む
薬を「ゆっくり」「深く」吸い込みます。
急激に吸い込むと、むせることがあるのでご注意ください。
④息を止める
ゆっくり5 つ数え、その間息を止めます。
⑤もう一度①〜④の動作を行う
スピリーバレスピマットは、1セットで2回吸入する薬剤です。
①から④の動作を、続けて2回行いましょう。
⑥うがいをする
口の中に残った薬剤を洗い流します。
スピリーバを他の吸入薬と併用して使用しない場合、吸入前後にうがいは必要ありません。
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